システムエンジニアの業種の特徴を挙げるとするなら、専門的な知識とコミュニケーション量です。
専門的な知識とは、開発するシステムよって必要な知識は変わってきます。
例えば、医療関係であればどういう計算をして、どういう単位で表示し、どういうインターフェースで使いやすいのかなど考えるべき点と専門的な知識が求められます。
他にも金融系であれば、どの数値をどう計算してどう扱うのかと、依頼先の職種によって求められる知識の幅は広がっていきます。
もしミスがあれば、作り直しや最悪何千もの利用者に影響を与えかねない職種です。
したがって、常に勉強を求められます。
勿論、IT関係の知識も必要ですし、常に発展する分野でもあるので尚更勉強が重要になってきます。
次にコミュニケーション量です。
依頼先が何をどうしたいのかをITの土俵で整理し、必要なことを聞き出す事が重要です。
作った後に、こんなのを求めていたわけじゃないと言われてしまうと、全てが無駄になってしまうからです。
そのため、細かい点でも一つ一つ丁寧に聞き出し、ITの土俵に持っていく必要があります。
そして、チームメンバーにどの仕事をどう割り振るか、どのくらいの期間を割り当てるか、進捗はどの程度なのか、不明点が出た場合は迅速に対応するなど、コミュニケーションスキルも重要になります。
このように膨大な知識やコミュニケーション術を身につけることで、IT業界で活躍できる存在となるでしょう。